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2006年09月08日

蒼穹の昂

蒼穹の昂(そうきゅうのすばる) 、浅田次郎さんの傑作です。



約10年前に書かれた本ですが、心に残る一書です。
上下2巻ありますし、面白すぎて一気に読んでしまう本ですので、これから読まれる方は時間のあるときに読み始めるのをお勧めします。

浅田次郎さんの本は2タイプあって、おかしくてたまらないパターンの本(特に競馬ものは腹を抱えて笑います)と蒼穹の昂のような読み応えのある本に大別されます。
どちらとも浅田次郎さんなのだとは思いますが、どちらのパターンも僕は好きです。

「この物語を書くために私は作家になった。」とご本人が言われているように10年前は随分と話題になった本です。中国・清朝時代の西太后と宦官・春児の物語・・・愛と権力の壮大なドラマに科挙登第の仕組みも分かって勉強になります。  


Posted by 植木 一夫 at 13:52Comments(0)おすすめの本