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2006年09月20日

初めての求人

当社が初めて求人を出したのが、創業した年1995年の10月でした。
新規の顧客が決まり、社員を新たに採用するため関西版B-ingに求人広告を出した次第です。
金額は当時の価格で6万5千円だったと記憶しています。もちろん最も小さな求人広告枠です。それでも6万5千円は当時としては大金でした。

創業時の事務所は5坪しかありません。こんな会社に募集してくれる人はいるのだろうか、不安と期待の入り混じった気持ちで募集を待ちました。事実、会社の入り口まで来て中に入らずに帰ろうとした希望者もいて、追いかけていき面談したこともありました。
当時はこちらが希望者を面談するというよりも、どちらかというと面談される気持ちの方が強かったような気がします。

創業間もない頃の僅か5坪の事務所です。ここで社員を集めることが出来なければ会社は行き詰ってしまう、そういう状況の中3名の社員を採用する事が出来ました。僕は今でもこの出来事は奇跡だと思っています。執念といいますか、天が助けてくれたのだろうと今でもそう思っています。
3名のうち2名は今でも会社の中核メンバーとして活躍してくれています。嬉しい限りです。

昨夜、その2名が久々に本社に集まり、僕と3人で近くの焼き鳥屋に行きました。創業の頃の思い出話がいっぱい出てきて、そういう事もあったなぁと懐かしさでついついお酒がすすんでしまいました。彼らは今年の11月で入社11年目を迎えます。まさに苦楽を共にしてきた仲間です。

良く苦楽を共にといいますが、楽は共に出来ても、苦は共に出来ないというのが人の性(さが)ではないでしょうか。調子の良いときは誰でも寄ってきます。調子が悪くなると潮が引いたように人は去っていきます。仕方のない事だとは思いますけれども・・・。そういう意味ではこの2名の社員は僕の宝物のような存在なのかも知れません。
  


Posted by 植木 一夫 at 11:35Comments(1)フラッシュバック