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2007年02月28日

アジアの中心で・・・

本日の日本経済新聞に早稲田大学大学院教授・野口悠紀雄氏のインタビュー 「識者に聞く」 が掲載されていました。インタビューの最後の質問、「成長力を引き上げるために政府ができることは何でしょう」 との問いに対し、野口氏は次のように答えていました。

「地方への権限委譲を大胆に進めることだ。三位一体の改革を徹底し、徴税権まで完全に自治体に移すぐらいにすべきだ。欧州では人口四十万人のルクセンブルクが金融センターになり、四百万人のアイルランドがITの基地として繁栄している。両国とも一人あたりのGDPは日本より上。地方の独立性や独自色が強まれば、『日本のルクセンブルク』を目指す市や『日本のアイルランド』を目指す県が現れるだろう」

地方に住む人間としてはなんとも心強い言葉です。僕の講演会などの折によく話す言葉があります。それは 「日本の中心は東京だけれどもアジアの中心は福岡だ」・・・と。福岡は海外の人から見ても暮らしやすい都市であり、人気はシドニーについで2番目だと聞いたことがあります。また外国人居住率も高く、何といっても地理的には中国、韓国、台湾そして東京を結ぶちょうど良いポジションに位置します。福岡がアジアの中心都市となる日がくることを願っています。  


Posted by 植木 一夫 at 10:44Comments(0)ひとりごと雑談