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2009年02月03日

そうか、もう君はいないのか

一昨年の3月にお亡くなりになった城山三郎氏の遺稿をまとめた本である。城山文学といえば新しいジャンルの経済小説を開拓したことでも有名だ。「総会屋錦城」「男子の本懐」「落日燃ゆ「冬の派閥」」など後世に語り継がれる作品も多い。僕も著者の作品でずい分と世の中の仕組みを勉強させていただいた事に感謝している。

君とは妻・容子さんの事だ。全編に亘り著者の優しさがあふれていてその人柄を偲ばせる。短い本であり1時間程度で一気に読んでしまう。何もない休日の午後に読むことをお勧めしたい。きっと幸福な気持ちに包まれるはずだ。

  


Posted by 植木 一夫 at 16:01Comments(1)おすすめの本