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2009年02月27日

桜咲く季節

早いもので来週から3月だ。3月といえば桜咲く季節、僕の大好きな季節である。そして3月には僕にとってもうひとつ特別な意味がある。

14年前の3月、僕は起業した。正直に話すと世の中の仕組みをまだ良く分かっていなかったから起業が出来たのだと思う。14年間を振り返って言えることは運が良かった、部下に恵まれた、そしてたくさんの人に助けれた、感謝の気持ちで溢れている。

大阪で起業し、福岡に移り、福岡証券取引所へ上場を果たし、あっという間の14年間だったように思う。苦しかった事よりも楽しかった事を思い出すのは何故だろう?巡り合った全ての人に感謝をしたい。

14年前も景気は良くはなかったが先の見えない状況ではなかった。悲しいかな今は先が見えないというか読めない。暗闇の中を手探りで歩いているような感じだ。多くの経営者が同じ気持ちではないだろうか、今までの常識が通用しない、新しい経験則ばかりが生まれてくる。

ただひとつ言える事は朝の来ない夜はないという事だ。闇が深いほど暁は近いという。そして冬の後には春が来る。桜咲く季節がやってくる。それを信じて僕は新たな一歩を踏み出そうと今考えている。  


Posted by 植木 一夫 at 09:04Comments(0)ひとりごと雑談