スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2013年07月24日

ミドリムシが世界を救う

昨日、アクロス福岡で福岡ベンチャークラブ総会、フクオカベンチャーマーケット協会総会が開催された。この総会は毎年1回開催されていて僕も毎回参加している。この総会に合わせて講演会と懇親会が開催されるのだが今年の講演会は凄かった。

「僕はミドリムシで世界を救うことに決めました」

講師は東証マザーズ上場企業の株式会社ユーグレナ、出雲充社長。こんな素晴らしい講演を聴けて幸せである。息つくひまのない75分間の講演だった。今回の講演は今後の僕の生き方に大きな影響を与えそうな気がする。本当に心から感動した。

出雲社長の本も出版されているみたいなのでこれからもう少し勉強してみたい。また懇親会では出雲社長とお話もできたし、今後の僕の講演で紹介してもか構わないと了解もいただいたので紹介していきたい。「くだらないものなんてない」「459回挑戦したら99%成功します」という出雲社長の言葉に感動しない人はいないだろう。講演後はまさに万雷の拍手であった。

僕のこれからの仕事は出雲社長のような情熱をもった起業家を見つけて応援することだ。方向性は間違っていないと思う。これから7年間走りぬきたい。そして7年後の2020年、ミドリムシで作ったジェット燃料で飛ぶ飛行機で石垣島に行ってみたい。



  


Posted by 植木 一夫 at 08:07Comments(0)ベンチャー応援

2013年07月20日

HP完成!

新しく創業した会社・アントレエイド株式会社のHP(ホームページ)が完成した。少し嬉しい。HPといっても企業理念と会社までのアクセスマップが掲載されているくらいの簡単なものなのだがやはり完成してみると気が引き締まる。

アントレエイドのHPへ

会社といっても僕ひとりで行う個人事業なのだがやはりHPは必要だ。特に企業理念はしっかりしないといけない。それにしても企業理念を言葉にするのは難しいものだ。今回はなるべくシンプルなものを心がけた。この会社は起業家を支援する会社である。経営理念は

「起業家は国の宝もの」

とした、シンプルで気に入っている。起業したい人は多いと思うが実際に起業する人は少ない。僕も18年前起業するときに不安でいっぱいだった。家族もいたし子どもは小さかった。養っていけるのだろうか、毎日が不安との葛藤だった。だがその時期、運のいいことに何人かのメンターが僕を支えてくれた。話を聞いてくれるだけでも嬉しかった。話をしているうちに新しいビジネスのアイデアが飛び出すこともあった。

「起業家(アントレプレナー)を支援(エイド)し、起業家と共に繁栄する」

これがミッションで社名の由来ともなっている。企業よりも起業家個人の支援にフォーカスしているのが特徴だ。起業家支援といっても色んな方法があるし、ステージも様々だ。これは長くなるのでまた別の機会にブログに書こうと思う。
  


Posted by 植木 一夫 at 10:28Comments(0)日々の出来事

2013年07月19日

読書のすすめ②

昨日に続いて同じテーマである。最近の若者は読書をしない人が増えている。そりゃそうだ、本以外のメディアが闊歩していますからね。特に最近のスマホ、電車やバスの中でゲームやラインをしている人を多くみかける。本を読んでいる人は少ない、特に若い人が少ない。

僕も学生時代はそんなに本を読む人ではなかった。本を読むようになったのは社会人になってから、21歳くらいからだろうか。宮本輝さんの本が大好きだった。本って面白いなと感じた。それ以来好きな作家が徐々に増えていく。山崎豊子さん、司馬遼太郎さんの本は好んで読んだ。「竜馬がゆく」を読んで坂本竜馬や高杉晋作に心酔したものだ。最近では百田尚樹さんの大フアン、この3か月で8冊は読んだだろうか。特に「永遠の0」「海賊とよばれた男」は秀作である。ぜひ皆さんにも読んでほしい。

読書の範囲は少しづつ増えていった。経済関係の本も読むようになった。長谷川慶太朗さん、堺屋太一さん、大前研一さんなどの本もたくさん読んだ。これが経営者となってから役に立った。僕は本代にはお小遣いを惜しまない。僅か千円くらいの買い物で新たな世界と出会える、知識が得られる、安いものだと思う。ましてや自分への投資と考えればなおのこと安い。

読書がなければ今の僕はなかったかも知れないなとふと思うことがある。読書は僕に多くの恩恵をもたらしてくれた。読書に感謝である。

  


Posted by 植木 一夫 at 06:52Comments(0)ひとりごと雑談

2013年07月18日

読書のすすめ

最近は週に4~5冊ほど本を読んでいる。少し読書量が多いのかも知れないが、TVはほとんど見ないので僕にとっては趣味・娯楽みたいなものだ。読書の範囲は広い。経済、歴史そして小説と様々なジャンルの本を読む。悲しいかな読んだ先から忘れていくのでどこまで役立っているのかは分らないが、これからも続けていこうとと思う。

最近の興味はやはり経済関係でアベノミクスのこれから・・・、現在自分なりに整理しているところだ。上手くいくという本と日本は破綻するという本と様々出版されている。未来はある程度予測しながら生きていく必要がある。そう言えばドラッカーの言葉に

「未来を変えることはできないが未来の先頭に立つことはできる」

というのがあった。人生にはある意味賭けのような要素が含まれている。僕が15歳のとき高専受験を目指したときに土木工学と電気工学の二つからどちらを選ぶか悩んだ時期があった。結果、電気工学を受験したわけだが振り返ってみると正解だったように思う。当時はほとんど知識はなかったが賭けをするのにもなるべく多くの知識があった方が有利だ。読書から得られる知識はとても多い。

さてこれから僕が読書の課題としたいのは中東問題と日中韓問題。いずれも今後の日本にとっては大切なテーマだ。特に後者の方は今一番ホットな問題なので掘り下げていこうと思う。もうひとつ上げるとすれば日本の防衛問題、これは読書というよりは研究をしてみたい。時間に余裕が出来て勉強したいことがたくさんあるということは幸せだ。

「明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って 学びなさい」

マハトマ・ガンジーの言葉である。  


Posted by 植木 一夫 at 12:45Comments(0)ひとりごと雑談

2013年07月16日

円安VS円高

最近は経済関係の読書が多い、アベノミクスの影響か。次は百田尚樹さんの小説を読むつもりだ。さて今回の本のタイトルは「円安VS円高 どちらの道を選択すべきか」である。著者は円安主張の藤巻健史氏と円高主張の宿輪純一氏だ。どちらの意見もとても興味深い。

僕は藤巻氏の意見にやや軍配を上げたい。超円安は困るが少し前までの超円高は異常だと考えている。1$90円~1$110円のレンジが適正なレートではないだろうか。そういった意味では現在のレートは正常だと思う。超円高でどれほどの雇用が奪われたのか計算するだけでも恐ろしい。よくぞここまで(アベノミクス以前)放置してきたものだと思う。

藤巻氏によると円安になると日本の農業も世界で戦えるという意見は面白いなと思った。1$500円とか1000円とかになると現実的な数値ではないとは思うが1$150円くらいになってもおかしくはないのかも知れない。それほど日本の財政は深刻な状況にある。更に2015年から社会保障費の大幅な増加が見込まれている。そう団塊の世代が年金を受け取るからだ。

戦後、日本の経済は団塊の世代を中心に成長してきたのは間違いない。社会保障費問題もここを乗り越えると楽になるのだろうが険しい道のりだろうと思う。世代間格差を縮小しないといけない、政治は全ての世代に対して公平であるべきだ。

  


Posted by 植木 一夫 at 15:42Comments(0)おすすめの本

2013年07月10日

講演タイトル

本年秋に北九州市で開催される「産学連携フェア」の特別講演を依頼された。いやはや恐縮の限りだが、大変光栄なことであるので講演を引き受けることにした。講演は今年の1月、東京都市大学横浜キャンパスで行って以来である。そのときは「起業家精神が未来を拓く」というタイトルで行った。

さて同じタイトルでは面白くないし、ベンチャー支援の新会社(アントレエイド株式会社)を立ち上げている最中だし何を話そうかと考えていた。40分ほどの講演なので多くは話せない。何か心に残るものを簡潔に伝えるタイトルがいいなぁと思案していたところ思いついた。

「起業とGoalと起業家精神」

うん、すっきりしていいタイトルだ。僕が起業して18年間の道のりと起業家精神の大切さについて話そうと思っている。僕は起業家精神(アントレプレナーシップ)は全ての職種で適用されるべきで、そうすれば世の中が良くなっていくという持論をもっている。大切なのは起業家精神、少しでもこのメッセージが伝われば講演は成功だ。

北九州市といえばベンチャー支援に力を注いでいる地域で有名だ。ここで講演の機会をいただいたのも何かのご縁だろう。自分にできる世の役に立つことを少しでもやっていきたいと思っている。  


Posted by 植木 一夫 at 16:01Comments(0)ベンチャー応援

2013年07月08日

異次元緩和の先にあるとてつもない日本

著者の上念司(じょうねんつかさ)氏は前回のブログで紹介したイェール大学名誉教授・浜田宏一氏の教え子である。それだけに「アメリカは日本経済の復活を知っている(浜田宏一著)」とセットで読むと面白いかも知れない。

アベノミクスは始まったばかりでその成果が現れるのは半年から1年先であろう。アベノミクスで景気が良くなるという説とハイパーインフレやスタグフレーションが起こり景気が悪くなるという説がある。今後、企業業績が回復するか、雇用が改善するか注目していきたい。

個人的な見解であるが僕は景気が良くなると考えている。僕は経済学に詳しくはないが、この本の中の中に書かれている論理的な思考には納得できる部分が多いからだ。現にアメリカではリーマンショック以降の金融緩和で雇用が改善しているし株価も上昇している。株価が上昇しているということは企業業績が良くなっていると見て間違いない。追随する日本もアベノミクスによる景気浮揚を期待したい。

1991年以降の20年間を”失われた20年”と呼ぶらしい。あまりに長い20年だ、生まれた子供も成人している。ではこれからの日本はどうなるのであろうか。本当に自信を取り戻すことが出来るのであろうか。期待と不安が交錯する。

  


Posted by 植木 一夫 at 06:21Comments(0)おすすめの本

2013年07月07日

アメリカは日本経済の復活を知っている

イェール大学名誉教授、浜田宏一氏の著書である。最近この手の本を読むのが楽しい。現在行われている大胆な金融緩和、アベノミクスを支持する書物でもある。

僕は円高というのは日本の通貨の信用度が高くなって良いことだと思っていたが、さすがにここ数年の1ドル80円近辺の超円高は異常と考えていた。円高不況が産業の空洞化を招き、雇用とりわけ製造業の地方雇用を奪っている実情にこのままで日本は本当に大丈夫なのだろうかと不安に思っていた。円高の原因が日銀の金融政策にあると論破するこの本に対して異論を唱える方もかなりいるだろう。しかしながらここ数か月の為替の動向を見ていると明らかに円安になっている。金融政策が効いている証拠ではないだろうか。

通貨というのは高すぎても安すぎてもいけないと僕は考えている。適正なレートが必要だと思う。超円高で倒産した企業、失われた雇用はあまりにも多いのではないだろうか。また経済苦を理由にした自殺も後を絶たないし、生活保護世帯も増え続けている。円高デフレ不況による悪循環から早期の脱却が必要だ。そのためのアベノミクス、それが正しかったかどうかの判断はここしばらくの経済指標を見る必要があるが個人的には大いに期待している。

若者が夢と希望を抱く社会へと変わってほしい。そして新しいことにチャレンジする人たち、中でも起業を志す人たちが数多く出てきてほしい。僕も大したことはできないけれど起業家支援という新たな分野にチャレンジしていくつもりだ。

  


Posted by 植木 一夫 at 14:54Comments(0)おすすめの本

2013年07月05日

IT革命と雇用

IT革命はいつ頃始まったのだろうかと考えてみた。僕が起業を決断した理由のひとつにWindowsの登場がある。そうマイクロソフトのOSだ。Windowsを初めて見たときの衝撃は今でも忘れない。パソコンが業務に本格的に使えるようになる。新たな歴史が始まる、自分で勝手に新たな産業革命と思い起業した。

まだベンチャーという名前が馴染みのなかった1995年のことだ。GATE WAYの133MHz、40MBのハードディスク付で40万円くらいだったと思う。それを米国から直輸入して仕事をしていた。初めての受注がPCを使ったクライアントサーバーシステム。データベースにOracleを使って販売管理システムを納品した。

パソコンとインターネットの技術革新は私たちの生活を便利にした。また最近ではスマートフォンだろう。自宅で航空券も購入できるし株も買える。読みたい本は翌日に届く。世界中の情報がいつでもどこでも見ることができる。本当に便利な世の中だ。そしてIT革命は新たな雇用を生み出した。しかし反面失われた雇用もある。特にホワイトカラーの仕事は失われた雇用の方が多いのではないかと思うのは僕だけだろうか。IT革命による生産性の向上は雇用にはマイナスに働くのかも知れない。少ない人数で多くの仕事が出来てしまうからだ。

起業して社長を引退する今年の3月までの18年間、とても良い時に経営をしてこれたものだと思う。そして時代は今、新たなターニングポイントを迎えていると肌で感じている。新しく立ち上げる会社は未来に向かってチャレンジする起業家を支援していくことがミッションだ。Goal は7年後、まもなくTakeoff する。新たな価値を生み出し、新たな雇用を創出するベンチャー企業と共に成長していきたい。
  


Posted by 植木 一夫 at 15:58Comments(0)ひとりごと雑談

2013年07月02日

Why Malaysia?

本日はマレーシアからブログを書いている。ネット社会は本当に便利だ。パソコン1台あれば世界中どこでも仕事が出来る。特にASEAN地域では時差がほとんどないので尚更だ。

マレーシア、昨年春くらいからこの国に注目していた。成長するASEANの恩恵を受ける国はどこなのかと考えていたのだが僕の結論はマレーシアだった。ASEAN地域には約6億の人口がいる。今後大きく成長が見込まれるマーケットだ。その中で僕が導き出した答えがマレーシアだった。以下マレーシアの魅力について僕が感じたことです。

1.治安が良い。
現在ASEAN地域で安心して生活できるのはシンガポール、マレーシアだろう。クアラルンプールは日本より治安が良いのでは感じている。その国に暮らせるかどうか最も大切なキーワードは治安だ。

2.災害が少なく温暖な気候
地震がほとんどなく、台風が来ない。自然災害が極めて少ない。年中温暖(というよりも暑い)で過ごしやすい。

3.物価の安定
物価は日本の3分の1くらい、安定している。最近コンドミニアムの価格が上昇しているが国土がそれなりに広いので供給不足にならなければバブルは起こらず安定した上昇を期待できるのではないか。またメイド社会が確立されているためリビングコストが安い。

4.経済
通貨(RM)も前回のアジア通貨危機のときでも破たんしなかったので今後も大丈夫だと期待できる。2020年には先進国入りを目指しており、安定した経済成長を続けている。

5.資源国
産油国なのでガソリン代が安く、電気代も安い。水も豊富で緑豊かな国土。

6.国土の広さ
国土は日本の9割程度だが人口は4分の1くらい。

7、インフラ
既に高速道路、地下鉄など整備されており今後ますます整備されていく予定。

8.民主主義国家
民主主義が確立されており法治国家。

9.親日的
ASEAN地域で一番親日的な国ではないだろうか。というか国家間の紛争が極めて少ない国だ。その中でも日本人は信頼されている。前マハティール首相が日本を見倣うような教育をしてきたからだと思う。日本への国費留学生が今マレーシア国内で活躍している。

10.宗教紛争がない
イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教、その他宗教が混在しているが紛争はほとんど聞かない。ある意味理想的な社会なのかも知れない。世界の脅威のひとつに宗教紛争がある。その点では日本は素晴らしい国なのだが。

11.多様な文化
中東、インド、中国、日本、そしてイギリス(元植民地)などの多様な文化が混在しているため世界中からマネーが集まる要件が揃っている。

12.日本との時差がほとんどない
日本との時差は1時間、仕事をするのにも困らない。

そして僕は昨年の夏、MM2Hを取得した。Malaysia My 2nd Home の略だ。10年間の期間限定だが、延長は容易なようだ。これでいつでも何年でもマレーシアに滞在できる。素晴らしいプログラムだと思う。マレーシアのいいことばかり書いたが少なくとも日本人が日本以外の海外で生活するにはベストの国ではないだろうか。日本人が最も住みたい外国ということもうなづける。今後もマレーシアに注目していきたいと思っている。  


Posted by 植木 一夫 at 07:54Comments(0)ひとりごと雑談