2008年12月12日

経営者が語る

今朝の日経新聞15面で昨日行われた講演会(「会社と社会と仕事~人生を語る」)の要旨が紹介されていました。3人の経営者の方の中でも伊藤忠・丹羽会長の話が深く印象に残ったのでここで紹介させていただきます。

「人は苦しいときに育ち、苦しい仕事があるから成長する。苦境に立ち向かい、苦しい思いをして切り抜けることがどれだけ大変か経験することが、成長につながる。温室で育つことは決して幸せではない。(中略) 給料をもらっている以上、プロのスポーツ選手と同じように覚悟を持って仕事をしなければいけない。自分がこれだけ努力をしたという自信が心の栄養になる。私は酒を飲んだ日でも本を読んで勉強している。心に栄養を与え続けるため、努力を怠ってはいけない。」

丹羽会長は僕の尊敬する経営者のひとりです。著書も読ませていただいたことがあります。もちろん会ったことはありませんがこの講演要旨を読んで一流の人物は一流の考えを持ち、自ら行動しているのだなと改めて感じました。

今は社会全体が苦境に直面しているときです。またとない経験をしているのだと、成長をとげられる時だと前向きにとらえることが出来れば、新しい展望もまた拓けてくるように思います。

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Posted by 植木 一夫 at 12:00│Comments(0)NEWSな話
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