2007年04月15日

サイエンス

技術(テクノロジー)の前に来るものが科学(サイエンス)です。今日も日課の日本経済新聞を読んでいると面白い記事が掲載されていました。『サイエンス』紙面で紹介されていたスピントロニクスというサイエンスです。

電子は原子の中で原子核の周囲を回っているマイナスの電気を帯びた微小な粒子。そして電子が配線の中を移動することによって電流が生まれる。一方、スピンはその回転の向きによって電子に磁石のようなN極とS極ができる。電気だけでなくこの磁石の性質も利用するのがスピントロニクスで新たな電子回路や記憶素子などを作れる・・・・と解説していました。

現在、実用化への実験も進んでいるとの事から既にテクノロジーの段階に来ているのでしょう。例えばスピントロニクスを応用したスピントランジスタでは現在の半導体に比べトランジスタ数を7割削減できるらしいです。ほぉーと唸った次第です。サイエンスの進歩は新たな技術を生み、次々と生活の中に新しい製品が投入されていきます。人類の智慧の凄さですね。

同じカテゴリー(NEWSな話)の記事画像
ITのプロ、アジアに視線
日経テレコン21
TISCOジャパンも掲載
今朝の新聞から
メディアファイブ、いよいよ来週上場
廣田商事 賃貸マンションに保育園
同じカテゴリー(NEWSな話)の記事
 経営者が語る (2008-12-12 12:00)
 10月倒産 6年ぶりの高水準 (2008-11-12 07:13)
 情けない話 (2008-11-12 00:32)
 「私たちはできる」 (2008-11-05 23:02)
 原油価格 (2008-10-29 09:16)
 ダイハツが開発新拠点 (2008-04-18 06:54)

Posted by 植木 一夫 at 10:49│Comments(0)NEWSな話
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。