2007年09月11日

GNH

GNH(グロス・ナショナル・ハッピネス)という言葉は昨日、所属するロータリークラブの卓話で知った言葉です。GNH=国民総幸福、1976年に当時ブータンの国王だったジグメ・シンゲ・ワンチュク氏が提唱したものです。

ブータンは中国とインドに挟まれた小さな国です。人口は約67万人、面積は九州程度の大きさです。GNP(国民総生産)は世界でも最も低い層の国ですが、2年前に行われたブータンの国勢調査で、「あなたは今幸せですか?」という問いに対し、国民の97%が「はい幸せです」と答えたと言いますから驚きです。

GNHという言葉は知りませんでした。文明が発達し、ますます生活が豊かになりつつある昨今ですが、心の豊かさや幸福観はむしろ反比例しているのではないかと懐疑的な見方をしているのは僕だけではないでしょう。

もちろん幸せの定義はたくさんあると思いますが、ブータンの子供たちの屈託のない笑顔の写真を見て、心の豊かさや幸福観というものを改めて考えさせられました。

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Posted by 植木 一夫 at 09:09│Comments(0)ひとりごと雑談
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