2007年09月27日

判断の基準

未来に関する正しい判断を見つけることはとても難しいものです。これが良いと思って判断しても1年後違う結果が得られたということは往々にして起こることです。

皆で決めたことであれば尚更です。多数決では正しい判断が見つからないことが多いものです。Yes-Noクイズというのが一時流行りました。多い方の答えが正しいとは限りません。少なくても正しいものは正しいのです。むしろ皆が正しいと思うものは逆に一度疑ってみることが大切です。いわゆる『ひっかけ』問題かも知れませんから。

では何を基準に判断すれば良いのかというと、僕の場合気をつけていることは、まずは大きな流れを読むことを心がけています。その上で小さな流れをみていく。大きな流れというのは時代背景であったり、その時の社会現象。小さな流れというのは自分の周りの状況です。

小さな流ればかりに目を奪われると大きな流れが見えなくなる場合があります。これはいけない。そして大切なのが判断するときの心の在り方です。判断は冷静なときにこそすべきものだと思います。

同じカテゴリー(ひとりごと雑談)の記事画像
2013年 新春おすすめの本
アメリカ合衆国の人口
KLとMM2H
電機産業 興亡の岐路
あおぞら
さばの缶詰
同じカテゴリー(ひとりごと雑談)の記事
 企業の生存確率 (2015-02-13 14:31)
 東京に行かなかった年 (2014-12-17 11:21)
 読書のすすめ② (2013-07-19 06:52)
 読書のすすめ (2013-07-18 12:45)
 IT革命と雇用 (2013-07-05 15:58)
 Why Malaysia? (2013-07-02 07:54)

Posted by 植木 一夫 at 08:39│Comments(0)ひとりごと雑談
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。