2011年07月12日

人口減少社会

少し前の話ですが、国土交通省のは国土審議会長期展望委員会が取りまとめた「国土の長期展望」によると2050年の総人口は2005年より25.5%減少し9515万人になると試算したとのことです。

現在の人口が4分の3になるということですよね。2050年といえば今から約40年後、1960年生まれの僕は生きていれば90歳、たぶんそこまでは長生きしないと思いますけど、日本の人口が1億人を割るというのは正直ショッキングな情報です。

さて少子化は止められるのかという問題ですが、少子化というのは先進国に見られる現象だとすれば、これはかなり難しいのではないかというのが僕の推測です。新興国は人口が増加し、先進国は人口が減少していくというのは社会で起こる自然な現象なのかも知れません。

そして65歳以上は3764万となり、全体人口の4割を占めるとのことで、これから先どうなっていくのか不安が募ります。いずれにせよ日本経済はこれから右肩下がりの基調にならざるを得ないだろうなぁと感じています。

国交省では、2050年時点で人口が現在より半減する地点が全国の66.4%に達すると予測しているらしく地方の過疎化問題も深刻化してきそうです。限界集落も増えそうですし、この国のかたちそのものをどうするのかを真剣に考えないといけない時なのだと思います。未来は避けては通れないのですから・・・。



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Posted by 植木 一夫 at 09:58│Comments(0)日々の出来事
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