2006年09月27日

コミットメントライン

本日の日経・九州版に小さいですが注目した記事が載っていました。

融資枠2億円の契約
■データ復旧センター(福岡市、藤井健太郎社長)
 福岡銀行と融資枠(コミットメントライン)を結ぶ。融資枠は2億円の見込み。


コミットメントラインというのは銀行と企業との間であらかじめ貸し出しの上限枠を設定しておき、その枠内であれば期限内に何度でも借り入れ出来る仕組みのことです。銀行から企業への融資を大別すると保証協会付き融資とプロパー融資に大別されます。保証協会付き融資の場合は代理弁済もありますので銀行側のリスクは低く、保証協会の保証さえとれれば借り入れをすることができます。プロパー融資は銀行が企業に信用を与え、貸し出すものですが運転資金、設備投資などの使途を明確にする必要があり都度、審査が必要になります。
それと比較すると一度融資枠を設定しておけばその期間内であれば何度でも借り入れ出来るコミットメントラインというのは経営そのものに信用を与えているともいえます。データ復旧センターの信用が高い証(あかし)と見て間違いないでしょう。

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Posted by 植木 一夫 at 12:28│Comments(0)NEWSな話
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