2008年01月25日

バブル

久々におすすめ本です。その名も 『バブル』。

バブル

田中森一(元特捜検事・弁護士)  聞き手=夏原武(『クロサギ』原作)  発行所:宝島社


田中森一氏は以前にも僕のブログで紹介した、あの『反転』の著者です。ベストセラーにもなりました。その田中森一氏に夏原武氏が聞き手となって対談した内容をまとめた本です。一昨日、東京・浜松町の書店で山積みにされていたのでついつい手にとってしまいました。

バブル・・・日本経済の大きな転機ともなったこの現象は人の心がいかに易きに流れるかを象徴した出来事だったのではないかとこの本を読んで改めて感じた次第です。人の心の中には善の心もあるが逆もある、忘れてはならないことをバブルという時代のノンフィクションの世界を通じて語り手(田中森一氏)が再現しています。

1980年の後半から1990年の前半に日本を襲ったバブルとは一体この国に何を警鐘しようとしていたのか・・・深く考えさせられた一書でした。まさしく Don't remember 『バブル』 です。

同じカテゴリー(おすすめの本)の記事画像
円安VS円高
異次元緩和の先にあるとてつもない日本
アメリカは日本経済の復活を知っている
2030年世界はこう変わる
永遠の0
シェールガス革命で世界は激変する
同じカテゴリー(おすすめの本)の記事
 円安VS円高 (2013-07-16 15:42)
 異次元緩和の先にあるとてつもない日本 (2013-07-08 06:21)
 アメリカは日本経済の復活を知っている (2013-07-07 14:54)
 2030年世界はこう変わる (2013-06-18 07:53)
 永遠の0 (2013-04-03 11:09)
 シェールガス革命で世界は激変する (2013-03-13 14:21)

Posted by 植木 一夫 at 00:57│Comments(0)おすすめの本
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。