福岡ベンチャー応援日記

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福岡ベンチャー応援日記もかれこれ約７００回を迎えました。読者の皆様ありがとうございます。

さて来週１週間はブログを休止させていただくことにしました。次回のアップは3月3日（月）から再開する予定です。どうぞよろしくお願いします。

少し充電をして、新たなスタートをしたいと思っています。  

おかげさまで当社は今月２月末で創業13年を無事に終えることが出来そうです。13年前、大阪でひとりで会社を創業して以来、これほど多くの仲間に恵まれるとは思っていませんでした。そして昨年の３月、社長から会長に就任して１年が経ち、会社の中に大きな変化が生まれつつあります。それは・・・

トップダウンからボトムアップの会社へ生まれ変わりつつある。

という事です。ひとりの智慧より１０人の智慧、１０人の智慧より１００人の智慧が素晴らしいことはいうまでもありません。上から指示を受けて言われることしかしない社員ばかりの会社が成長するとは思えません。

特に最近では社員からの改善提案が目に付くようになりました。考える組織が出来つつあるような気がします。人は任せると成長するものです。これからも大所、高所から社員の成長を見守り、アドバイスしていこうと思っています。そう未来は自らの手でつくるものなのです。  

先週、東京に行ったときに赤坂から六本木方面を写した夜景です。



少し見えづらいですが手前が東京ミッドタウン、奥に見えるビルが六本木ヒルズです。まるで巨大な不夜城のようです。僕は九州の学生の方とお話するときに必ず聞くことがあります。

『最近、東京に行きましたか？』

１０人に8人は、『行っていません』　と答えます。若いうちは積極的にいろんなところを見た方がいいと思うのですが、なかでも東京は外せません。

東京一極集中の是非は別として、事実日本の経済は東京を中心に回っているわけですから、自分の人生の中で東京の位置づけをどうするのかというのは大切なテーマだと僕は思います。  

先週の東京での打ち合わせは丸の内にある新丸ビルであったのですが、そのときに立ち寄ったのが日本創生ビレッジというベンチャーインキュベーション施設です。



いやはや何ともうらやましい施設です。丸の内のど真ん中にある超高級ビルの中にベンチャーインキュベーション施設があるわけですから・・・。共有のスペースは広々としていて専用のカフェもありました。何をするにも東京はスケールが違います。

窓の外には東京駅が眼下に見下ろせます。こういう景色を見るたびにふとため息がもれてしまします。

  

ハウス１１９という会社をご存知でしょうか？福岡市に本社をおくベンチャー企業です。ベンチャー企業といってもその職種はＩＴやバイオではなく建設業界です。しかしその取り組みはなかなかユニークなものです。

先週、ハウス１１９の古澤社長とお会いしてインタビューをしました。まずはその志が素晴らしい。医療という観点から住宅を考え、人が安心して１００年住める住宅つくりにチャレンジしています。日本の住宅事情はどこかおかしいのではないか、そういう素朴な疑問がビジネスの原点のようです。

日本人が所得のわりに豊かな生活を送れないのは住宅事情がありそうです、と古澤社長が言っていました。１００年立て替えなくてもいい家を作れば、住宅にかかる生活コストは低くなりもっと豊かな生活ができるはずというのが彼の意見です。もちろん環境にいいのは当然のことです。

古澤社長とお会いして建築業界にもまだまだビジネスチャンスがあるのだなと感じました。ハウス１１９は今後福岡で注目してほしいベンチャー企業の１社です。

ハウス１１９のＨＰへ




（有）ハウス１１９　代表取締役　古澤秀和　 氏
福岡県生まれ。2000年より障害者ネットワークを通じ、住環境の研究に取り組む。
住まい・環境研究会を立ち上げ、「ゆりかごの家」住宅プロジェクトを指揮する。
住む人の立場にたった高品質の住宅を目指している。  

昨日の午後から東京に行っていました。今、福岡に帰ってきたところです。

今回は東京・丸の内の新丸ビルで打ち合わせをしたのですが、すごいビルですね。
ビルの中にあるレストランだけでも一冊のガイドブックがあるんですね、驚きました。

東京を外国だと思えば東京出張もまた楽しいものです。  

2月12日に行われた第１００回フクオカベンチャーマーケット記念講演での堀場製作所・堀場雅夫最高顧問のお話には感銘しました。今回で２回目ですが、堀場さんの講演を聴くと本当に元気が出てきます。



『　人間は素晴らしい能力をもっている。自分の能力を死ぬまで発揮しないと可哀想　』
　
『　未来は予言するものではない。未来はつくるもの。未来は自分でつくるもの　』

堀場さんは現在８３才、ベンチャー魂を忘れない、そのかくしゃくとした立ち居振る舞いには脱帽するばかりです。  

昨日と本日の二日間アクロス福岡でフクオカベンチャーマーケットが開催されています。なんと今回が１００回記念ということで盛大なフクオカベンチャーマーケットとなっています。写真はベンチャー交流会で行われた鏡割りの模様です。麻生福岡県知事、鎌田九経連会長も参加されていました。



ひと口に１００回といっても月に１回の開催ですからなんと足掛け９年の歳月が必要となるわけです。このフクオカベンチャーマーケットで資金調達、販路拡大、業務提携などをしたベンチャー企業の数が約１０００社といいますからその実績には驚くばかりです。

フクオカベンチャーマーケットには最近では韓国、中国からのプレゼン参加企業もあり、まさに世界に開かれたマーケットとなっています。　『継続は力』　といいます。これからも福岡が更なるベンチャー発信基地となるよう僕も微力ながら努力をしていくつもりです。  

ジェイエムテクノロジー株式会社の会社ＨＰがリニューアルされています。今回のＨＰは社員アンケートなども掲載されており、なかなかいい内容だと思います。随所に工夫が見られ僕も気に入っています。

その中でも、ほぉと唸ったのがバーチャル会社案内。採用面接者向けでしょうか、地下鉄の中洲川端駅から会社までの道順と会社のオフィス風景が紹介されていて中々楽しく仕上がってます。会社の雰囲気も良く出ているんじゃないでしょうか。僕の出演がないのはやや寂しい気もしますが、次回は出演出来るよう担当者に交渉してみます（笑）。

ジェイエムテクノロジー株式会社のバーチャル会社案内へ  

連日、テレビでアメリカ大統領選の模様が報道されています。すごいですよね、たくさんの人が政治に参加して自分の意見を述べて自分の国の未来を考えている。討論会に参加して自分の一票を誰に投じるのか真剣に考えている。アメリカ大統領選の報道を見てこの国には民主主義が根付いているのだなと感じました。

ついこの間読んだ本の一節を思い出しました。

『民主主義における結果責任は住民がこれを受け持つ』  

昨日のマイナビ就職ＥＸＰＯは結構疲れました。都合６回ほどプレゼンをしたのですが興味深く聞いてくれた学生の方も多く今年も期待ができそうです。新卒採用は２年続けて２0名を超えていますから、2009年入社も同規模の採用ができればと考えているところです。

今年の僕のプレゼンは　『地域間格差とＩＴビジネス』　。いつもとは少し違った角度で話をしてみました。少しはためになったでしょうか？目が点になっている学生もいたりして楽しかったです。５年後、１０年後、20年後の日本の未来予想図を少し語ってみたのですが共感を得た学生が多かったのは嬉しかったです。

  

本日より二日間、福岡ドームで2009年新卒向けの会社説明会を行います。そう恒例のマイナビ就職EXPOに出展しています。本日と明日、福岡ドームで声がかれるまで会社説明会のプレゼンをしますので明後日以降、僕の声がかれていてもそれはインフルエンザではありません。

二日間シャウトしてきます。それでは行ってきます。

マイナビ就職EXPOのサイトへ  

竹野菜ってご存知ですか、竹の堆肥で作った野菜のことです。竹から堆肥？と思われるかも知れませんが、竹の成長力はすごく堆肥として使うと米や野菜がとてもおいしくなるらしいのです。

この米と野菜、僕も食べましたけど確かにおいしいです。農業に関してはほとんど僕の知識にない分野ですが、これからの農業ビジネスにはまだまだ夢がありそうです。農業分野も少し勉強してみたいなと思っています。

  

先週の土曜日、東京からの帰りに福岡空港国際線ターミナルに寄ってみました。ＴＩＳＣＯジャパンのカウンターが新しくなっているとの事で一度見てみようと思ったからです。黒と赤を基調としたデザインは結構目立ちますね。

今までは携帯電話のレンタルだけだったのですが昨年末からは通貨両替のサービスも開始したみたいです。　Ｍoney　Ｅxcahnge　の文字が結構目を引きます。ＵＳ＄、ウォン、中国元、台湾＄などが両替できるみたいです。そういえば家の中に海外旅行に行ってまだ持っている通貨が結構あります。今度持っていってみようかなぁ・・・。

  

昨日は慌だしい一日でした。朝一番で福岡県は八女の会社を訪問。午後、博多にトンボ帰りで戻り新幹線で大阪へ、なんとか大阪の打ち合わせに間に合いました。そして今日は今から東京行きの新幹線に乗り込みます。週末は東京で仕事です。

昨日訪問した八女の会社は夢のある会社でした。また別の機会にブログで紹介させていただきます。起業家にとって情熱を持ち続ける事は何よりも大切だと感じた一日でした。