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2014年09月05日

ibbの功績

福岡でベンチャー関連に携わる人なら知らない人はいないだろう、株式会社アイ・ビー・ビー(ibb)。
昨夜(9月4日)ibbの5周年パーティが開催され出席させていただいた。

ibb社長の廣田さんは廣田商事の社長として2000年から自社管理ビルのオフィスをベンチャー企業向けに格安の値段で貸し出している。創業間もないベンチャー企業によっては誠に有難いシステムで、この間数多くの成長企業を世に送り出している。しかもibbビルは天神の一等地にありステータスも高い。そしてibbとして新たなベンチャー支援にチャレンジして5年になる。最近では社長塾、なでしこ塾、ibb Biz Campなどアイデア満載のベンチャー支援を展開している。

昨夜のパーティでも福岡のベンチャー企業の経営者、関係者が170名も出席していた。私に乾杯の音頭をお願いされたので、「ibbは福岡、九州における最大のベンチャー支援機関だと思います」と挨拶したのだが、決して誇張した表現ではなく本音でそう思っている。

折しも福岡市が国家戦略特区の創業特区に選ばれた。これからの日本経済の活力としてベンチャー創業への期待は高い。そして創業特区に選ばれた以上、実績を出していかなければならない。地方創生が今後の日本経済の課題となっているがまずは地方中核都市の創生だろう。福岡市をベンチャー集積の一大拠点にする、廣田社長と私の思いは同じだ。

株式会社アイ・ビー・ビーのHPへ


挨拶をされる廣田社長



  


Posted by 植木 一夫 at 17:41Comments(1)ベンチャー応援

2014年09月03日

クラウドファンディング

最近の記事で僕がすごく興味を持ったのがクラウドファンディングに関することだ。耳慣れない言葉であるが米国ではクリエーターへの資金提供などにネットを使ったクラウドファンディングが活用されている。

日本においては政府が、ベンチャー企業へのリスクマネー供給促進を目的に、今の通常国会での成立、平成27年春の施行を目指すとしているが、これは大変興味深い事である。非上場株式の勧誘の一部解禁に関して 日本証券業協会による自主規制(グリーンシート銘柄以外の非上場株式の勧誘禁止)についても、発行総額1億円未満、かつ1人当たり投資額50万円以下の投資型クラウドファンディングに限って解禁するという内容になっている。

つまり1億円以下の資金調達はネット上でひとり50万円までなら出資を受けられるということ。日本の多くのベンチャーキャピタル(VC)はアーリーステージの企業への出資には慎重だし、これをクラウドファンディングが補うことが出来れば新たなベンチャー企業の排出に役立つのではないだろうか。かと言って心配なこともある。このシステムを利用した詐欺が発生する可能性があるということだ。これは米国でも起きているが十分な注意を払う必要があるだろう。

僕のような仕事(ベンチャー支援)をしていると、出資の依頼や事業相談にのるケースが多く、事実出資の機会も多い。しかし一般の人がベンチャー企業への出資を求められるということは稀だろう。今回のクラウドファンディングが夢をもって頑張る起業家とそれを応援する投資家の橋渡しとなることを期待している。そして自分も今何か役に立つことはできないか模索しているところだ。  


Posted by 植木 一夫 at 00:33Comments(0)ベンチャー応援