ぺったりゆうれい

植木 一夫

2006年09月29日 22:10

児童劇団ぽっとぽっけ2006年公演の「ぺったりゆうれい」を今夜見てきました。
9月11日のブログで紹介したアクティブ・ハカタの伊集院社長よりご招待がありました。



簡単なあらすじです。(以下、パンフレットより)
児童劇団の子どもたちが公演のための合宿稽古に、ある山村の、廃校になった小学校にやってきました。誰もいない学校なのに、不思議なことが次々と・・・。実は戦時中、この学校の校庭で遊んでいた子どもたちが空襲にあい、亡くなってしまったのです。それ以来子どもたちは、まだいろんなことがやりたいと、ゆうれいとなってさまよっていたのでした。戦時中の子どもたちとの出会いがそれまで考えもしなかった、たくさんの大事なことに気づかせてくれます。



見に行って良かったです。途中からハンカチが手放せなくなりました。自分がやさしい気持ちに包まれ、自然と涙があふれてくるのです。劇団の子どもたちの演技も素晴らしかったし、歌も踊りもかなりのものです。近くにいた初老のご婦人も泣いていました、きっと戦時中に幼少期を過ごした方なのでしょう。平和な時代に僕たちが失ったものをこの芝居は教えてくれます。出来ればこの芝居は日本中の親子に見てもらいたい、そう思いました。
時代が違えど、価値観が違えど、人として大切なものは変わらない・・・そんなメッセージを僕は受け取りました。

今回は今日と明日の二日間の公演です。明日は13:00~/16:30~の2回公演があります。当日券もあります。明日お時間のある方、是非ご覧になってください。素晴らしい公演です。

詳しくはこちらから

関連記事